太平洋側で日の出(サンライズ)とともにスタートし、ルールに則り指定ポイントを集めながら千里浜なぎさドライブウェイに日の入り(サンセット)までにゴールするという、サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー、略してSSTR。
■SSTR公式サイト
初参加の2016は、ビラーゴ250で浜松スタートのオール下道で計画するも、到底間に合わない事態となり、高速使ってギリギリでゴール。大雨のキャンプ、大雨の帰路と罰ゲームのようなツーリングだったが、バイク馬鹿ってこうだよな!!ってのを思い出させてくれた。
■おいらのSSTR2016ブログ記事
2017ももちろん参加。もう、俺的には毎年参加決定イベントとなった。
2017はGAG改で「下道上等(オール下道)で行くぜぇ!」というMrGo!ちゃんの男気に同調し、セローで下道上等!!トラブルありながらも無事に完走!!
■おいらのSSTR2017ブログ記事
●2018/5/25(金)
そんなこんなでやってきましたSSTR2018!!
受付開始当日の日付変更とともにアクセス集中で応答しないWebサイトにあくせくしながら申し込み完了!ゼッケンは「855」!
前回終了時点で、MrGo!ちゃんと「次回はお互いガンマで狼煙チャレンジだべ!!」って決めていた。
おいらの400ガンマはこの一年、名古屋日帰り弾丸ツーリングとか何度もやって、常に好調で懸念事項なし!
唯一の懸念事項はキャンプ道具の積載だぜ!くらいに思っていた。
前の週末にバイクの最終メンテ(増し締めやチェーンブレーキ周りの掃除など)をして、前日にパッキング。
積んでいくキャンピング道具をざっと並べてみた。
今回の主な装備は、
・テント:DODのライダーズタンデムテント
・シェラフ:モンベルのバローバグ#3+追加でブランケット
・コット:ヘリノックスのコットワン
・チェア:ヘリノックスのチェアワン
・テーブル:DODのライダーズテーブルと鹿番長(キャプテンスタッグ)のアルミローテーブル
これらに、バーナー、クッカー、ランタン、ブルーシート、レジャーシート、銀マット、鋳造ペグ、ガス、サンダルなど。
もっとコンパクトにすることも出来るけど、とりあえずこれで。
オイラの持っているサイドバッグは固定できなかったので、すべての装備をタナックスのキャンピングシートバッグ2に詰め込んでみたわけだが、難なく積めてしまった。
(走ってみて重さに辟易するわけだがwww)
ゼッケンステッカーはやっぱり目立つところに貼るべきでしょうってことで、フロントにででーんと。
金曜夜、大磯のスタート地点そばのMrGo!邸へ移動するのだけど、第三京浜の保土ヶ谷PAで荷崩れの確認をするために停まって、問題ないことを確認してから出発しようとしたらシュワンツメットのシールドがバチーンって外れてしまう・・。どうも、シールドを固定する部分のカバーの爪が折れてしまったようだ。急いで帰宅してメットを交換する。
ヘルメットを交換してMrGo!邸に移動、最終的なルートの確認をして24時に仮眠・・・。
●2018/5/26(土)
4時起床。
準備をしてスタート地点である大磯海岸へ。
4:34、残念ながらサンライズを望むことはできなかったが日の出の時間になったので出発だぜぃ!
今回のルートは、大磯(スタート)→圏央道→中央道→松本IC→安房トンネル→飛騨清見IC→東海北陸道→能越道→道の駅氷見(指定チェックポイント)→道の駅狼煙(特別指定チェックポイント)→能越道→千里浜(ゴール)という感じ。トラブルなければ途中いくつかのSAや道の駅によってポイント稼いでも18時頃には余裕を持って到着できる計画・・・・。
まずは松本ICまで給油以外はノンストップで一気にいくぜぇ!!!
・・・・・・
・・・・・・・・・・
松本ICの約10km手前、高速道路を走行中にいきなりのスローダウン・・・・。
「焼き付いた!!??」とクラッチを切ってちょうどあったバス停に待避・・・・。
恐る恐るキックペダルを触ってみると・・・あれ?いつもと同じ感触だぞ??
しかも、ちょっと初爆する・・・。
スローダウンしたときも後輪はロックしてなかったし、クラッチ切る前にすでにデジタルタコメーターが0rpm表示になっていた気がする。これは点火系のトラブルか???
「初爆するならエンジン再始動できるか?」とキック数回、難なく再始動。
エンジンからの異音もしないし吹け上がりもなんの問題もない。
点火系な気もするけど、軽い抱きつきとかの可能性ももちろんある。このまま走るのはエンジンに致命傷を与えかねないがどうするか・・・・・。
松本ICでまで10kmほどなので、とりあえず松本ICまで行ってしまおうということで走り出してみたが、至って好調、何事もなかったかのように走るRG400Γ。さっくり松本ICに到着しMrGo!ちゃんと再合流。
今後の方針を検討する。
・高速走行中にエンジン止まったのは非常によろしくない感じ
・だが、今はこの通りなんの変哲もなく好調に走る
・再発しなければ問題なさそう
・4気筒ともちゃんと燃焼してる
ということから、しばらくは下道ルートなので進んでみることに。
ってことで安房トンネルに向かう道中で・・・・・・町中をペケペケとのんびり走っていたらストンとエンジン停止。
このときは速度も出てなかったのであえてクラッチ切らなかったんだけど、まさにキルスイッチを切ったような感じでエンジン停止。すぐ眼の前にあった駐車場に押して移動。
MrGo!ちゃんも戻ってくる。
数分放置してキックしたら、また何事もなかったように再始動。
エンジンもバッチリ上まで回る。
エンジンが再始動しちゃえば、プラグがかぶってる様子もないし白煙が増えたりした様子もない。
ここで、2回起こった事象からもう少し検討してみる。
エンジンの止まり方から燃料系のトラブルの可能性は低そう。
ということは、点火系か燃焼系になってくる。
一般的な工具は積んできているが、どちらも場合でも簡単にはトラブルシュートできなさそう。
オイラだけ狼煙チャレンジを諦めて下道で進むということも考えたが、不安を抱えて走っても楽しめるとは思えない。
ラリーとは、完走することも大事だが、リタイヤする勇気も大事とは誰の言葉だったか。
・・・・・・
ここからタンクを外してせめて点火系のハーネスの接触不良とかでも確認することは出来るが、この時点でおいらの心は「RG400Γを無事に自宅まで帰らせたい!」に傾いていた。
4:40にスタートしたおいらのSSTR2018、9:00に長野県松本市のアルピコ交通上高地線の下島駅前にてリタイヤ宣言となりました。
タイムロスさせてしまったMrGo!ちゃんを送り出し、おいらはここでしばし休憩してから自宅に向けて下道移動を開始。
すれ違う多数のSSTRライダーに無事にゴール出来るよう願いを込めて挨拶しまくりながらの帰路となりました。
またエンジン止まったときにバイクを押す場合も考えて、荷物をコンビニから宅配便で発送。
キャンピングシートバッグ2はサイズ的に送れなかったので、その中身のテントやコットなどの重量物をコンビニでもらったダンボールに入れて発送。
着替えとかシェラフとかの軽い布モノだけになったリヤバッグはとっても軽くてバイクも軽快に動くようになりましたwww
国道20号に出てひたすら南下する・・・・・。ヨンガンは絶好調・・・・。本当に絶好調・・・・。とってもツーリング日和・・・。
もう一度エンジン止まったらロードサービス呼ぼうと思いつつ走り続ける・・・・。
道の駅甲斐大和まで、ノントラブルで戻ってきました。
下道の走行ってのはやっぱり気を使うし、朝早かったし、もう急ぐ必要もないしってことで、木陰で仮眠開始・・・。
2時間位休憩してたら、ハヤシさんが近くにいるってことで合流して、そのままひたすら20号を南下して、21時過ぎに自宅到着・・・・。
荷物をおろして、シングルシートに戻して、おいらのSSTR2018はゴールならずで終了となりました。
結局、帰路では一度もエンジン止まることはありませんでした。
高速道路でもノロノロ一般道でも起こったエンジンストール、しかし、その後250km以上下道走っても再発しないという、ちょっと悩ましい不具合が判明したRG400Γくんは、これからじっくり原因を突き止めたいと思います。
往路と復路で変わったことといえばシートバッグの荷物の量くらいなんだけどなぁ・・・・。
MrGo!ちゃんは無事に狼煙チャレンジに成功して、まだ日の高い時間帯に千里浜ゴールできて本当に良かった。
完走した人も、オイラのようにトラブルでリタイヤした人も、諸般の事情でエントリーしたけど出走できなかった人も、お疲れ様でした!!
さて、SSTR2019ですが、これについてはすでにSSTR2017のときから計画してる。
オール原チャリ下道上等アタック!!
おいらはスーパーカブ改にて参戦予定。
狼煙チャレンジリベンジは、SSTR2020だなぁ。ヨンガンでやるか、1100刀とかの他の未出走バイクでやるかは決めてないけど。