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Channel: 悪魔工房主宰のバイクとジムニーの戯言
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【セロー】 フルパニア♪♪

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やりたいことは一通りやり終わって、しかも全く不調にならないもんだから手もかからない素敵な子であるセロー君。

バイク仲間よりGIVIのサイドケースを頂いたので、最初はビラーゴにつけようかと思ったのだが、最終的にはセロー君に付けることに。

さて、最近のツーリング向けバイクであればサイドケース用キャリアが販売されているが、製造終了から結構な年月の経過してる旧セロー用のステーは現在ではラインナップされていない。
ちょいと前まではワイズギアさんがシート等にベルトで固定出来る汎用サイドケースステーを売っていたのに、こちらも廃番になっていた。

う~ん、アップガレージなどで他車種用のサイドケースステーを購入してきて切った貼ったするしかないかなぁ・・・と思いつつ、GIVI(海外)のホームページみてたら、汎用ステーがラインナップされてるじゃない!!
で、日本総代理店であるディトナのHPを確認するがラインアップされてない・・・。
ふむ・・・・。困った・・・・・。


・・・・・・

・・・・・・

GIVI ジビ パニアケース サイドケース サイドボックス E21 E22 汎用ホルダー SB2000 [並行輸入品]
Amazonで買えるじゃないの♪♪

ってことで早速仕入れて装着となるわけです。
純正リヤキャリア外してと・・・・!!??

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純正キャリア、ご臨終してたーーー!!!

ってことで、リヤキャリアも更改しなければならない事に。
ヤフオクで中古の純正キャリア買っても良いのだけど、GIVI箱付けてキャンプ装備とか積むわけだから、ちゃんとしたステーを奢ってやることに!!

で、CRAFTYにてフィッティングした結果、バッチリ装着できましたぜ!!
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サイドケース付けた状態がこちら。
リヤキャリアはラフ&ロードのRALLY591キャリア。
マフラー側はサイレンサーを避けるためにキャリアを外に逃がしているので左右非対称ではあるが、全く気にならない。

サイドケースステーは、付属してた頑丈なステーをフルに活用して、これ以上は出来ないってほどガッツリと固定。
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純正キャリアとアシストグリップを固定していたネジ穴とタンデムステップ固定ボルトからステーを生やし、かつ、それらのステー同士もつなげて固定することで強度向上。
カラーをしっかりあわせて、このサイドケースステーで車体を持ち上げてもびくともしない状態に仕上がった。
林道でバイクを倒しても、ステーが曲がるより先にサイドケースが割れるはずwww

写真ではトップケースが中サイズのやつだけど、47Lケースも持っているので、バイクキャンプ装備を一度積んでみよう。
どうせなら近場で良いのでキャンプしてくるか!!


・・・・こういうことにならないように気をつけようww(↓)
https://www.youtube.com/watch?v=n5eiNxPIjpI



【RG400Γ】 レストア作業その1

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ヨンガンのレストア作業、このタイミングでやっと重い腰を上げたわけで。

備忘録も兼ねてBLOGにアップしておこうかと。
色々部品を集めたり、どこになんの車両のパーツが流用できるか調べたり、純正部品の欠品状況調べたり・・・。
いやぁ、インターネットって素晴らしいですね、欲しい情報が大抵手に入る。

今回のレストアですが、「何年かかっても必ず動かす!」なので、ぶっちゃけると、エンジンが終わってたとしても作業は進めるわけです。
とりあえず、キックが問題なく降りることと圧縮も問題無さそうって事が確認出来たので、まずは車体回りを構築していこうと。

そんなわけで前後足回りは現在バラされてます。
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前後ホイールは純正塗装がボロボロになるレベルで腐食していたので、まずはグラインダーで塗装や表面を削り落として、悪魔工房車両の塗装では大変お世話になっているTOMさんにウレタン塗装を依頼。
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合わせて、バイク仲魔から譲ってもらったオートボーイ製FRPアッパーカウルも塗装を依頼。
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で、カウル塗装にあたり、ウォルターウルフの紺色って塗料が無いのですわ。
そんな話をしてたら、MrGo!ちゃんが「調色した缶スプレーあるよ?」って。WWカラーのバイクを持っていないのにwww
※ GAGを塗ろうとしてたらしい?
ってことで、当初の計画通り、W/Wカラーの正統派なRG400Γとなる・・・かな?ww

足回りについては、前オーナーさんで改造されているのだけど、放置期間でいたんでしまっている。
FフォークはVJ22AのSTDフォーク+延長キットなのだが、インナーチューブが為す術無いレベルで錆びているので、最低でもインナーチューブの交換が必要。
悪魔工房にはGK76AのSPフォーク(外寸などは概ね一緒。アウターチューブの長さが1cm程違うのと、VJ22がカヤバ製なのに対しGK76はショーワ製)が転がってる。
10年以上放置してたフォークだけど室内保管だったおかげか、インナーチューブには点サビ程度で、とりあえず使用できそう。
WINNING RUNでフォーク延長キットもまだ入手出来るってことで、VJ22フォークを治すのではなく、GK76フォークをO/H+5cm延長キットで組み上げる事に決定。

FブレーキもVJ22のマスターとキャリーパーがごっそり移植されているわけだけど、コレも痛みまくってる状況。
幸いなことにFブレーキに関しては、ある時期までTL1000R「Nightmare號」に装着していたブレンボのラジアルマスターとブレンボ鋳造キャリパー、更には90mm→40mmキャリパーサポートも悪魔工房には在庫しているので、これらをそっくり装着する。
ブレーキホースは流用出来なくもないんだけど、コレばっかりは新品使いますわ。

Rブレーキは純正マスター+純正キャリパーが装着されていたので、そのまま踏襲するが、こっちも固着が酷い。
ってことで、フォークとRブレーキ周りの作業はCRAFTYへ依頼。

ホイール塗装とフォークO/Hがあがったら、ホイールベアリングは新品にして在庫タイヤ使って足回りを組み上げ。
エアバルブはTL1000Rのゲイルスピードから取り外したゲイル純正アルミエアバルブを奢っちゃるぜぃ。
エアバルブにセンサーを装着するタイプの空気圧モニターを導入予定なので、ゴムのエアバルブは使いたくないわけですわ。

んで、CRAFTYに入渠して、エンジン周りに取り掛かるわけだ。

キャブ四気筒分のインナーパーツやゴムホース類は新品入手済み。
4ガンでは必ず腐ちてしまうバックミラーステーも新品入手。

ほやぴ~からご紹介頂いたバイク乗りの方からスガヤチャンバーも商談中。

ってことで、次は電装系のチェックだな。




【RG400Γ】レストア作業その2

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ヨンガンのレストア作業は着々と進んでいるわけです。

ホイールの塗装が終わったので、次はベアリング交換してタイヤ組み付け。

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フロントはソリッドホワイトでリヤは蛍ピン!!
この派手さがたまらない!!

リヤブレーキ周りは全バラして掃除錆取り。

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フォークは延長キットの到着待ち。

ハブダンパー、チェーンなどの消耗品は基本的に全取っ替えで進めていく予定。

まだまだ作業は始まったばかりの序盤戦。
エンジンに取り掛かってからが本戦だ!!

【TL1000R】 備忘録:オーリンズRサスの既定値

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おいらのTL1000R「Nightmare號」のリヤサスはオーリンズに変更しています。
既に16年使ってますが、何度かO/Hしつつ良い仕事をしてくれています。

んで、腰を痛めたときにセッティングをすごく柔らかい方向にふってから、セッティング地獄というか、どうも気持ち良く走れない状況になっていたわけです。もとの気に入ってたセッティングにしても気持ち悪い・・・。

ってことで、オーリンズ出荷時の設定に戻してみました。
今回は、その備忘録ということで。

■TL1000R用オーリンズRサス 出荷時の設定
縮み側アジャスター(上側の黒いダイヤル):一番締めた状態から10クリック戻し
伸び側アジャスター(バネの下側の黒いダイヤル):一番締めた状態から13クリック戻し
プリロード(スプリングにかけるテンション):12mm


さて、オーリンズ組んだし、ちょっと試乗してくるかぁ!!って思ってもバッテリーが上がってたり(^^;;;
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【RG400Γ】 レストア作業その3:R足回り編

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平日に触ることは出来ないので、車体から部品を外して、TOMさんやCRAFTYに作業してもらって、週末に組み上げて・・・ってな感じで着々と進行しています。

んで、R足回りが一通り目処がたったので仮組みを。

RマスターとRキャリパーはどちらもAssyでは新品出ないけど、リペアパーツ系はどれも取り寄せ可能だったので、インナーパーツは全部新品交換。マスターとキャリパーのボディーについてはゆいっちゃんがシコシコと丁寧に作業してくれて、腐食を落としまくってから再塗装。
それはもう、見事に黒光りするマスターとキャリパーになりました。
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ブレーキホースは黒のメッシュホース。バンジョーはアルミなんだけど青とか赤のアルマイトじゃなくてシルバーにしてみた。これは素敵だ!!

こだわりは、純正フルードタンクの蓋!!
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元の状態は「これ、何か字が書いてるような??」ってほどぐざぐざだったのを、字が消えないギリのところまで磨くことで、ここまでキレイに!!
まぁ、シートカウル組んじゃうと全く見えない所なのだけど、これはおいら的に最高にイカしてると思うのですよ!!

RホイールはTOMさんに蛍光ピンクに塗ってもらった後、ハブダンパーとベアリング類を新品交換。
スプロケハブも掃除して再塗装。
チェーンラインを合わせるためにワンオフされたであろうカラーもバッチリキレイになりました。
タイヤは悪魔工房に5年以上屋内保管されていた、メッツラーレンスポルトの150/60-17。
エアバルブキャップは悪魔工房に在庫していたゲイルスピード純正のアルミバルブを装着。
(将来的には、エアキャップにセンサー付けるタイプのタイヤモニタリングシステムを導入予定のため)
ディスクボルトはまだ新品を仕入れていないため、Rディスク抜きでとりあえずR足回りを仮組み。

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いやぁ、蛍光ピンクがすげぇ目立つwww
もともと純正キャリパーは金色なんだけど、黒にしたことで余計ホイールが目立つというか。スプロケハブも黒にしたことで、すごくホイール周りが引き締まってる!ホイールが蛍ピンだけど(笑)

今、CRAFTYにてFフォークを作業してもらっている。
F足回りはVJ22A用を延長したものが、ステムシャフト打ち替えで、VJ22のステムごと移植されていたわけだが、このフォークが再利用不可な状態だったので、悪魔工房在庫品のGSX-R400R(GK76A)SP用のフルアジャスタブルフォークを延長して使うことにして、ウィニングランの延長キット組み込みとO/Hを依頼している。
フォークが組み上がったらF足回りを仮組みして、悪魔工房からCRAFTYに持ち込んでエンジンまわりを集中して作業する予定。

進捗が目に見えてくると楽しいねぇ!!!

【アプリオ】 新しいおもちゃがやってきた!

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2st大好きなおいらでありますが、今現在、悪魔工房には公道で走れる2stバイクがありません。

RGV250Γ(VJ22) → エンジンフルO/Hしていつでも乗れる状態に一度仕上げたのだが、その後の放置期間が長すぎてエンジン内部お亡くなり。多分クランクベアリングが錆びた(^^;

RG400Γ(HK31A) → 来春復活を目指して現在レストア進行中

RM125 → そもそもレーサーなので公道走行不可。因みに、足回りとキャブのO/Hを済ませてあるので、細かいところを作業すれば普通に走れるレーサーです。

日常の脚はシグナス君なのだけど、シグナス君もかなり手を入れてしまったこともあり、結構な頻度で入渠している。

ってことで、普段の足も兼ねれる2stスクーターでもほしいところだなぁ・・・と思っていたら、バイク仲間さんから「アプリオいりませんか??」って話が舞い込んできて・・・

持ってきちゃいましたwww

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エンジンもキック1発でかかるし、シートのヤブレとかもない。
今すぐ何かしなくちゃ行けない部分ってのが無い状態。
外装を塗装してあるのとシート表皮を張り替えてあること以外は殆どノーマルなのだけど・・・

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後ろがこ~~~んなに長くなってますwww

ヘッドライトが切れているのとバッテリーが死んでるので、そのあたりを整備して、抜け気味のRサスを新調してからナンバー取ろうと思ってたら・・・エンジンかからなくなっちゃいましたwww

寒くなったからなぁ。
エンジン周りはノーマルのようなので、「日常の足」として大事な「ちゃんと始動してちゃんと走ってちゃんと止まる」を満たせるように今冬いじっていこう。

アプリオ君が来たことにより、「いざという時の足バイク」が出来たので、数年間放置プレーしていたクインキー君を今回処分する方向。

さて、アプリオ君はどうしていこうかな??ww

因みに、2stスクーターってアドレスV100以来になるのかな??20年ぶりくらい??ww

【RG400Γ】 レストア作業その4:再び大地に立つ

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GSX-R400R(GK76A)のSPフォークへのウィニングラン5cm延長キット装着+オーバーホールが完了した。

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インナーチューブはどちらも点錆が浮いてしまっていて、左フォークは揺動部にも錆で多少凸凹が出来てしまっていた。
使えないってわけじゃないけど、長い目で見たら再メッキするか新品に交換しておくか・・・。
純正パーツの在庫状況しらべてみたら、SPフォークのインナーチューブは右側は既に欠品で左側はいくつか在庫があるとのこと。価格も23000円くらい。
SPフォークのインナーチューブはかなり貴重になってきているので、新品出るのなら今のうちにって事で、左インナーチューブは新品に交換。右側は表面均して継続使用することに。

ステムベアリングは現時点で引っかかりも無くスムーズに動作するのでそのまま継続使用。
Fホイールの塗装とベアリング交換とタイヤ交換は終わっているので、これでF足回りもとりあえず組める状況に。

先日腰を軽く痛めてしまったので姿勢に気をつけつつF足回りを車体に組み込む。
ディスク板はとりあえずもともと着いてたものを仮装着。
Fフェンダーは10年以上前にVガンマに装着しようかなぁって仕入れていたカーボンフェンダーを装着。
これがネジ穴合わないので、前側はボルトで留めて、奥側はタイラップで留めたけど、まぁいいべ。
アクスルクランプボルトは現在休車中のVJ22から剥ぎ取ってきたチタンボルトをおごってみた。
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突き出し量などはとりあえず左右合わせて5mmとしておいた。走り出してから再セットだね。
ハンドルやトップブリッジなどはVJ22のノーマル。
このあたりはライダーの目につくところだから追々キレイにしていきたいところ。
ガソリンタンクのエアブリーダーホースが硬化していたのでシリコンホースに変更。
手頃なキャッチタンクが手元になかったので、これも後ほど。
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ハンドルまわりのネジを締めてるときに指を挟んじゃって悶絶したりしながら作業を進める。

ヨンガンでは必ず錆びて朽ちてしまうミラーステー(もちろんこの子も左右とも腐ちてもげてた)も純正新品に変更。
MrGo!ちゃんに譲ってもらったW/Wカラー塗料でTOMさんに塗ってもらった、ハイエナ商会さんに譲っていただいたオートボーイ製純正形状FRPアッパーカウルも装着。
スクリーンはまだ仕入れていないので後回し。
ミラーは前オーナーであるなべ@後方さんが着けていたものをそのまま流用。
このビタローニみたいな丸いミラーがなんか気に入ってしまったのだ。
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あとは、細かい作業(ワイヤリングとかグリスアップとか・・・)を行って、

遂に、数カ月ぶりに自らの足で大地に立ちました!イメージ 2
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とりあえず、悪魔工房での作業はここまで。
この後はCRAFTYに持ち込んで、キャブ・エンジンまわりと電装の作業に取り掛かります。

細かい部品を幾つか仕入れないとなぁ。

【RG400Γ】 レストア作業その5:外装完成+入渠

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足回りが一通り形になったヨンガン君。
今回は外装を仕上げに。

もともと引き上げてきた時点でタンクとシートカウル周りは年式を考えると程度はかなり良かった。
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アッパーカウルは、これは多分RG250Γ用で、かつ、丸目二灯ライトのやつをパテ埋めして角目に合わせた物っぽいが、こちらはひび割れ多数。
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タンクとシートカウルがきれいなので、そのままW/Wカラーで仕上げたいってことで外装をヤフオク等で探すのだが、まぁ値上っているというか、程度の良い純正カウルはお高い。

で、バイク仲間ネットワークに情報求めると、オートボーイSS製のストリート用FRPカウル、W/Wカラー調色塗料に巡り合う。
紆余曲折あってアッパーカウル仮止めまで前回終えたわけで、今回は仕上げ。
まぁ、仕上げと言っても、カウルステーの位置調整とスクリーン装着だけなんだけどね。

ヨンガンのカウルステーの内、ミラー固定のステーと、カウル側面をフレームと固定する部分はどちらもステー自体がボルト留でかつ、位置固定用のポッチとかも無いので、アッパーカウルだけの固定ならすごい自由度がある。逆に言うと、このあたりを調整しないとカウルがかなり歪んだ状態になってしまう。
適当に位置を合わせてスクリーンを留めてみたら、スクリーンがすごく歪んでしまう状況で穴も合わない。

一度カウルを外して、スクリーン固定用の穴をウェルナットに合わせてΦ10mmまで拡張。ミラー用の穴も合わせて拡張。スクリーンとカウルをウェルナットで固定出来るようにする。
スクリーンボルトの色は金アルマイトにしてみた。
で、ミラーステーの微妙な調整を繰り返し、カウル再装着。
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スクリーンが装着されると、一気に外見は「もう公道走れそう」感が増すよねwww
まぁ、保安部品的には、まだFウインカーを着けてないんだけど。

Fウインカー、純正では下のカタログ画像を見るとわかるけど、ライトの横のナックルガードあたりに穴が空いていて埋め込まれているのです。
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だけど、今回はここではないところにウインカーを付ける予定ですわ。

んで、スクリーンが着いたので、とりあえず切り出してあった悪魔工房ステッカーの内、なんとなく青メッキVerを貼ってみた。
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うん、控えめでよろしいのではないでしょうか?wwww

さて、次はキャブ周りの作業になるのだが、此処から先はCRAFTYに入渠させ、作業はお店とともに進めていく事になる。
ってことで、搬入ですわ。
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再び悪魔工房に戻ってくるときには、ナンバープレートが付いている!!!

・・・はずなのですが、一筋縄では行かない気がしなくもない(^^;;

【アプリオ】 一次整備完了

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少し前に悪魔工房にやってきたJOGアプリオ君。
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そもそも、現時点でシグナス君とクインキーというスクーター2台体勢なのに、なぜスクーターの増車を検討したのか?というところに一度戻ってみる。
2台体勢といいつつ、クインキーははっきり行って死に体。数年間動かしていないっていうか、あくまでシグナスの予備車扱いだったわけです。
シグナス君はエンジン周りから駆動系、足回りまで、ほぼフルチューンに近い状態でくそっ速いわけですが、改造し過ぎってところと既に5万キロオーバーって事もあって、ちょこちょことCRAFTYに入渠することがある。

ここ最近は信頼性の向上ってのも踏まえて、パワー追求型の改造ではなく、加速に降りつつ過激すぎない方向にリセッティングしているわけで、足掛け1年以上悩まされたキャブも、この半年以上問題なく、今は毎日元気に動いてくれているわけです。
しかし5万キロも走ると、そろそろ腰下も一度メンテする必要が出てくるわけで、近未来に長期入渠が想定されるわけですわ。

クインキー君はシグナスが長期不動状態になると都度復活させていたのだけど、今回は放置期間が長く、サクッとは起きてくれないことは容易に想像がつく状況で、且つ、このクインキーってのも俗にいう中華バイクなので、かなり対処したとは言え既に日本取扱店は廃業してるし、今後長く乗り続けることは難しい車両。

というわけで、安心の国産スクーターで、且つ、あまりいじり倒された車両ではなくて、ノーマルでも良いので普通に乗れる予備車両ってのを欲していたのです。
そんなことを思ってたら、Twitterのフォロワーさんより売りに出たのがこのアプリオ君。

ロンホイになってるし全塗装されてるしでヤンチャな使い方されてたのは想像つくわけだけど、とにかく安かったのと普通にエンジンがかかって乗れる状態っていうのが決めてでさくっと購入。
足を伸ばしたバイクってあまり興味はないんだけど「原チャリならなんでもありだべ!!」って勢いだけで年甲斐もなくロンホイのまま作業をすすめる。

さて、実際の車両を見てみると、とりあえず乗るだけなら問題ない。
だけど、以下のような不具合というか、要整備箇所があったので一通り対処した。
・バッテリーが死んでいる。
  ⇢とりあえず、安価な互換新品バッテリーを導入
・キックでエンジンがサクッと始動するときもあるが、鬼キックしないと始動しないときもある。
  ⇢オートチョークが怪しい??
  ⇢プラグを掃除して、オートチョーク周りのカプラー類を掃除+接点復活剤でメンテ
  ⇢バッテリー交換とあいまって、低い気温でもセルで1発始動
・ヘッドライトがHI/LOどちらも点かない
  ⇢球切れでも無くハーネスにも問題なかったので、こちらもライト周りの接点復活剤でメンテ
  ⇢問題なくライト点灯するようになる
・左ブレーキスチッチが反応しない
  ⇢そもそもブレーキスイッチの動きが非常に悪かったので、シリコンスプレーをプシュっと吹いたら復活
・Rサスが抜け気味
  ⇢コレは後日交換予定
・メインキーが接触不良気味
  ⇢これも後日交換予定

そんな感じで、実質作業時間は半日くらいで「とりあえず、問題なく公道を走れる」状態まで整備完了。
ナンバーは黄色ナンバーを取得し、空気圧をチェックして早速試走へ。
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小一時間、近所を散歩してきた換装としては・・・・

1.遅いwww
まぁ、そもそも7.2psで競い合ってたようなスポーツ寄りスクーターではないし、規制が強化された後の車両だからこれはしょうがない。
2stらしいダッシュはするんだけど、高回転域が惰性で回っているだけで、伸びがないのですわ。
巡航速度は50~55km/hって感じ。
当初の目的通り、アプリオ君は信頼性が大事なので、エンジン周りには極力手を入れない方向だけど、高回転域が元気になる静かなチャンバーは入れても良いかなぁ?って思っている。

2.Rサスが柔らかい
エンジンだけ後ろにずらす方法でロンホイにしてあるので、Rサスがすごく寝てしまっている。10cmちかい延長ブラケットが付いているけど、本来のRサスの動きを求めるならば、フレーム側マウントも伸ばしたエンジンハンガーと同じ長さだけ後ろにずらす必要がある。
まぁ、ここはぶっちゃけ「見た目優先」でも良いかと思っているので、イニシャルやダンパーが調整できる社外サスを装着する予定。原チャリ用のサスって、新品でも安いねぇwww

3.微妙に白煙が多い気がする
チャンバーにオイルが溜まっているのか、ある程度走ってエンジンが温まってもアイドリング時の白煙が結構でる。
走ってる時は気になるほど白煙は出てないし、もちろん後方に煙幕を張るようなことにもなっていないのだが、信号待ちとかではマフラーから白煙が出てきているのよね。

4.メインキーの接点不良
メインキーのシリンダーが、何ていうかうにうに動いてしまうというか、ONの位置でピタッと止まってくれないので、走行中にいきなりキーがOFFになってしまう現象が発生する事がわかった。
キーシリンダーは新品交換してしまうべきだろうなぁ。ガソリンタンクキャップも合わせて交換しておくか。

5.黄緑メタリックがおいららしくないwww
外装は近いうちに塗り替える予定。遅い子ではあるけど、ちょいとスポーティーな感じに塗ろうかなと思ってます。

ってなわけで、シグナス君とアプリオ君、どちらもかわいがっていこうと思いますわ♪♪






アプリオ君が配備されたことに伴い、クインキーを本日廃車にしてきました。
クインキー君では、なんだかんだで関東の一都六県はもちろんのこと山梨長野静岡あたりも走り回ったなぁ。
たくさん苦労したけど、その分たくさん思い出があったりしますわ。
SKYWAVE650の引退からシグナス導入までの間、活躍してくれてありがとう!!
クインキー君、お疲れ様でした。

【アプリオ】 ユーロチャンバー装着

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整備も終わってナンバーも取得したアプリオ君。

既に緑メタリックに全塗装され、ウインカーレンズは前後とも今は無き紫文製と思われるレインボーレンズになって、一番の目立ちどころであるロンホイ加工がされているのだが、それ以外はノーマルなわけですわ。

2stといえばチャンバー、2stには乾いたぱぃぃぃぃいいいいいい~~ん!!!って音が欲しぃぃいいいいい!!

って事で、ヤフオクをあさってみたら、新品なのに4000円というユーロチャンバーが売ってるわけですよ。
商品紹介を見ると、「消音のため性能は純正以下です」とか書いてあるwww

速いスクーターならシグナスがあるので、アプリオには純正と同等レベルの性能で、音が2stらしくて見た目が派手なチャンバーが欲しいと思っていたので、この値段なら最悪でもサイレンサーを買ったと納得出来るって事で仕入れてみた。

早速装着してみたのだけど、微妙に作りが悪く、ネジ穴が合わないwww
本来はフランジ部分と2本のボルトで止めるのだが、フランジ+ボルト1本での固定となってしまった。
んで、エンジンかけてみた動画がコレ。

暖気もしてない状態なので、オートチョーク効いててアイドリング高い状態だけど、かなり静か。
音質は2stらしく、カンカンパンパンって感じだけど、音量はノーマルマフラーなみ。
抜けも純正同等という感じで、キャブセットは何も変えてないけど問題なさそう。

ちょいとコンビニまで試走してみたけど、ノーマルと同等な感じで加速はするし、最高速もノーマルチャンバー同様に55km/hくらい(笑)
駆動系のセッティングも特に必要なさそう。
もしボアアップとかするなら使い物にならないだろうけど、この値段でこの見た目とこの音が手に入ったなら十分満足って感じですわ。

さて、それっぽく補強とかも溶接されてるけど、どのくらいもってくれるのかな?(^^;

【2017】 悪魔しておめでとうございます。

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新年、悪魔しておめでとうございますm(_ _)m

2017年もバイク馬鹿全開で行きますので、よろしくお願いいたします!

と、例年は大洗海岸での御来光画像とともにこのブログを更新するわけですが、今年は体調を崩してしまい、大洗へ初日の出は見に行かず、薬飲んで寝込んでたわけです。

再来週は成田山初詣ツーリングで2月は河津桜祭りツーリング、3月にはモーターサイクルショーってな感じでバイクシーズンを迎えたいと思います。
まずは、ヨンガンの公道復帰が2017の最初の目標です。

仕事の方では2017年前半はとてもバタバタしそうなのですが、バイク馬鹿で居続けられるように仕事も頑張らなきゃなぁって感じですわ。

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【RG400Γ】 レストア作業その6:エンジン周り作業開始

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CRAFTYにて作業継続中のヨンガン君、本日、遂に今まで手を付けてなかったエンジンまわりに着手。

放置期間があるものの、もともと好調に動いていたエンジンってことなのだけど、流石に10年近くの放置ってのは何が起こってるかわからないわけで。
事前にキックペダルを軽く触ってしまったのだが、クランクの固着はなく、圧縮もきちんとある感じ。
プラグを4本外して、エンジンオイルをプラグホールからたっぷり入れて、ロータリーバルブ周りにも注油して優しくクランキングしてみると、ゴリゴリというようないやな感触もなく普通にクランキング出来る。

暫く空キックを繰り返したあと、各気筒の圧縮を測定。
サービスマニュアルでは標準値は8キロで、6.5キロ以下だと要整備ってことだが・・・

イメージ 1

4気筒とも7.5~8キロという非常に良好な圧縮状態。
これが確認できれば、今後の作業のやる気も俄然あがってくるわけでして。

好調なエンジンってのは、
1.良い圧縮
2.良い混合気
3.良い火花
が必要なわけで、今回、1は満たされたわけですよ。
3については、とりあえず新品のプラグ、プラグキャップ、プラグコードを発注。
ピックアップコイル周りに不具合なければ、これで良い火花も確約されたようなもんですわ。

ってことで、次は2の作業に入るわけです。
とりあえず1つキャブを開けてみた所・・・
イメージ 2
(Before)
:((´゙゚'ω゚')): ピクピク

そして店に充満する腐ったガソリンのスメル・・・・

⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク

キャブO/Hのためのインナーパーツは一式揃っているので、山ちゃんが一気にキャブの掃除を進める!進める!!
その結果・・・・
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(After)

なんということでしょう!!!

チョークバルブが抜けないとかあったけど、ばっちり組み上げてくれました!
あと3つのキャブもO/Hして、キャブ周りとオイル周りのホースは全部新品に交換して、オイルポンプとウォーターポンプの動作確認が取れたらエンジン始動確認できるかな??

変な罠が潜んでいませんように。

【RG400Γ】 レストア作業その7:エンジン周り作業継続中

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とりあえず四発とも圧縮がちゃんとあって一安心ってなところが前回の記事なわけだが・・・・。

作業を進めてくれているCRAFTYにおいらがちょくちょく顔出したり、ちょくちょく連絡もらったりで作業は進んでいるのです。

前回、キャプを1つO/Hしまして、二つ目(左前気筒)にとりかかったわけだが、これがもう酷いというか・・・。
ジェット類の頭はすべて腐食で潰れちまって、スロージェットなんて為す術なし。
結局、ドリルで揉んで削り取るという強硬手段に。
CRAFTY山ちゃんの気合と粘りとテクニックで、なんとかジェット類を外すことに成功!!

排気バルブ周りもこのエンジンの要所なので、確認と掃除をするためにバラそうとしたら・・・
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ぱきっと蓋が割れるわけですよ。
この画像はとりあえず割れたのを固めてみた所。
経年劣化って怖い・・・。
気を取り直して排気バルブのお掃除です。
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特に動作不良ってわけでもなく、また、カーボンがすごい堆積してるってほどでもなかったです。
せっかくなんできっちり掃除して、こんなにキレイキレイですわ。
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エアクリーナー周りも組み上げました。
ソウっ鼻は前オーナーが外してたので、今回も付けない方向で。
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プラグキャップも端子部分が腐食しちゃって、かつ、コードもキャップもひび割れしまくってる状態なので、このあたりは一切合切交換です。
今回、コードとキャップはNGKにしました。
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因みに、元々付いてたプラグがコレなのですが・・・
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見事に4本とも違うプラグでした。深い意味が無かったと思いたいです。
標準プラグはB9ES ~ B7ESなのですが、今回は抵抗入りのBR9ES/BR8ESにします。
デジタルメーターにする予定なので、電気ノイズは少ないに越したことはないでしょう。


キャブのO/Hとアクセルや排気バルブ周りのケーブルの交換とオイルラインなどのホース類の交換が終わったら、待ちに待った火入れの儀式となります。

無事にエンジンはかかるのか??
そして、オイルポンプ周りやウォーターポンプ、ラジエターなどの冷却系は大丈夫なのか??

期待と不安の入り交じる状況のまま、次回へ続く・・・。

【RG400Γ】 レストア作業その8:エンジン周り作業一段落・・??

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おいらがお賃金を得るためにお仕事頑張ってる間、CRAFTYではヨンガンの作業を着々と進めてくれている。

色々難儀したキャブ周り、なんとか4気筒分のO/Hが完了!!
アクセルワイヤーなども新品に交換し、エンジン始動まであと一息ってところまできた。
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サイドスタンド側に比べれば幾分マシな状態ではあるけど、右側のキャブもこんな状況でした。

バッテリーケースも錆びまくってたので、軽く掃除してシャシーブラッグで塗装。
こういう所が大事な作業だよね。
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で、並行作業で駆動系のメンテナンスを始めたのだが、ここで新たな問題が・・・。
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ドライブスプロケがチェーンライン合わせの為にワッシャー使ってオフセットされていたのですが、それに起因してロックナットがきちんと噛まないのを無理やり締めたような状況になっていて、スプラインにきちんと噛んでいなかったようでスプロケット側もドライブシャフト側もスプラインが削れてしまっていました。

ドライブシャフトの方はなんとか修正。
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因みに、本来ならドライブシャフトのスプラインの先端はこんなテーパー状態ではないのです。
スプロケが置くまで嵌っていなくて中途半端に噛んでいた部分が見事に削れてしまっているという状態。
幸い先端部分で住んでいるので、きちんと置くまでスプロケットを入れれば、スプラインは本来の状態より接地面積は減ってるけど噛み合う状態ではありました。
こればっかりは、どっかのタイミングでドライブシャフトの交換も検討しないと行けないかなぁ・・・。

チェーンは純正の530から520へコンバートされているので、今回もそれは踏襲。
VJ22の4.5Jホイールならフロントスプロケのオフセットは必要無いような気もするけど、とりあえず新品のFスプロケ仕入れてみて現物合わせしてみるしかないかな・・・。

この、1つ作業が進むと新たな問題点が出て来る状況をそろそろ脱却したい気分ですわwww

【シグナスX】 メンテナンス備忘録

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5万キロを越えても元気に日常の足として大活躍のシグナス君のメンテナンスの備忘録って事で。

走行距離54,100kmで以下の作業を実施
・破断によりスピードメーターケーブル交換
・変速にベルト劣化時に感じる違和感が出はじめたのでベルト交換+プーリー周り確認

今までベルトはディトナの強化ベルトを使っていたのだけど、今回は最近発売開始されたらしいドライブチェーンで有名なRKブランドのベルトを入れてみた。

■RK GATES SCOOTER BELT
http://mc.rk-japan.co.jp/prd-moto/v-belt/

純正よりも安いので、これで耐久性に問題がなければなかなかのもんだと思う。

まだまだがんばっておくれよ、シグナスちゃん!!
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【RG400Γ】 レストア作業その9:遂にエンジン始動

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やっと・・・・やっとここまでたどり着いた・・・・


エンジンの圧縮は問題なし。
プラグコード、プラグキャップ、プラグは新品に交換。
排気バルブもエンジンを降ろさないで出来る範囲できっちり掃除。
キャブはO/H。
エアクリも新品。
ガソリン系のホース及びオイル系のホースも新品に交換。
オイルポンプは空キックで動いていることを確認。

って事で、2stオイル入れて、プラグホールから2stオイルをシリンダーに垂らして、混合ガソリン使って、バッテリーつなげて・・・・・。

イヤッッホォォォオオォオウ!!!!
これだよ!これ!!
2st特有の軽いキック、そしてこの音と白煙と匂い!!!
前述の状態なので白煙多いけど、エンジンの調子は良いぞ!!
四発ともキレイに火が飛んでて、アイドリングも安定してる。
エンジン周りに異音もなく、排気バルブもバッチリ動く。

さぁ、楽しくなってきたぜぇ!!

これで公道復帰が一気に現実味を帯びてきた!!
これからは足回りを仕上げていくぜぃ!!
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【RG400Γ】 レストア作業その10:足回りの考察

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※ 今回は長文でかつ、うんちくをダラダラと書きなぐっているだけです。

エンジンの始動確認までたどり着いたおいらのRG400Γ、これから足回りのフィッティング&セッティングを行っていく。

さて、まずは前オーナーから譲り受けたときの画像を見てみる。
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■F足回り
VJ22A STDの足回り一式をステムシャフト打ち替えで移植。
フォークはインナー延長キットが組み込まれてて、フォーク全長はヨンガン純正同等。
■R足回り
VJ22Aの17インチRホイールを移植。
ホイールカラーとスプロケオフセットスペーサー、キャリパーオフセットカラーが組み込まれていた。
構成部品的に、オートボーイ製のボルトオンキットだと思われる。
あと、Rサスリンクに車高調ロッドが組み込まれている。

んで、今のヨンガンの足回りはどうなっているかというと・・・
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フロントフォークがGSX-R400R(GK76A)のフルアジャスタブルSPフォーク+WINNING RUN製フォーク延長キットに変わったくらい。

さて、ここからは机上の空論となるが、自分の求める方向性ってのを認識するためにも、数値によるスペック検討ってのもはとっても大事だと思っているのですよ、おいらは。

んで、おいらのワインディングなどを楽しむバイクの好みとしては、基本的に純正よりも若干ケツ上がり(or前下がり)にしてクイックなハンドリングにするのを好む。
方法としては、
・Rタイヤのサイズアップ(外径アップ)
・Fフォーク突き出し
・Rサス周り調整(車高調など)でケツ上げ
・Fサスを柔らかめ、Rサスを固めにする
など、車体の構造や純正のセッティングなどを踏まえて試行錯誤しているわけ。
因みに、今動かしている車両では、

■TL1000R
Rタイヤサイズを変えて外径を大きくしてたけど、倒し込みのクイックさも欲しくてタイヤ幅をダウン
    190/50-17(外径621mm)→190/55-17(外径640mm)→180/55-17(外径629mm)
FフォークはGSX-R1000K1用オーリンズで、突き出しとイニシャル調整でTLノーマルよりちょい下がり

■GSX1100SD
Rタイヤについて、現在選べるタイヤでノーマルホイール(厳密にはチューブレスにするためにGSX1100EのRホイールに換装しているが・・)に履けるハイグリップタイヤとしてダンロップのK300GPを長年愛用しているが、選べるタイヤサイズは1つしかなく、外径は微妙に小さくなっている。
   4.50V17(外径671mm)→130/90-17(外径665mm)
しかし、前後サスのセッティング及びライディングポジションがおいら的に素晴らしい状態に煮詰めることが出来たので、現状大満足

という状況。

ヨンガンに話を戻そう。
まずはヨンガンの足回りについて、純正の数値を確認して見る。
■RG400Γ(純正)
Fタイヤ  110/90-16:外径604mm
Rタイヤ  120/90-17:外径647mm
キャスター角:23.35度
トレール量:102mm

・・・・( ゚д゚)ポカーン
キャスター角が23.35度だと!!??
GSX-R1000L5のキャスター角でも23.5度だぞ、どれだけキャスター立ってるんだよ!!
因みに、L5のトレール量は98mm。
数値だけで見ると、現在のハンドリングの方向性とはかなり違うアプローチであることがわかる。

では今装着してるVJ22Aの足回りでは・・
■RGV250Γ(VJ22)
Fタイヤ  120/60-17:外径575mm(今ヨンガンに履いてるタイヤサイズ。VJ純正は110/70-17)
Rタイヤ  150/60-17:外径611mm
キャスター角:25度
トレール量:94mm

ここで、1つの決断を迫られる。
F足回りを大きく変えてしまっているわけで、ステムをワンオフしない限りオフセット量は変えられないわけだから、VJ22のオフセット量が固定値となることを踏まえ、
・ヨンガンのノーマルディメンションに近づける方向
・VJ22のディメンションに近づける方向
・ノーマルやVJのディメンションはとりあえず置いておいて、思い切っちゃう方向

因みに、Rサス周りとフロントのアンダーブラケットからアクスルシャフトまでの距離がヨンガン純正と同じ数値した場合の今のディメンションはヨンガン純正と比較して、
Rタイヤの外径が36mm減ってるので、Rの車高で18mmダウン
Fタイヤの外径が29mm減ってるので、Fの車高で14.5mmダウン
多少だがリヤ下がりになっているので、キャスター角は増えたが、三叉変わってるのでトレール量は減ってる(トレール量を求めるのは面倒なので計算してない)という状況。

Rタイヤを太くした影響で、Rを車高調であげないとタイヤとチャンバーがフルストローク時に干渉してしまうという点も考慮しなければならない。

んでだ、キャスターとかトレールとかってのは、三叉だけじゃなくてそもそもの車体姿勢ってものの影響を受ける。
調整出来る場所も何箇所かあるし、そもそもRサス周りのセッティングを仮決めしないとフロント周りをどうしていくかも決まらないなぁ。

って事で、これまでの数値とかも考えながらRサス周りの整備に取りかかるわけだ。

残念ながら、ヨンガンの純正Rサスは既にお亡くなりになっていたので、どうしたものかとヤフオクとかを眺めていたわけだが、先人達の情報を節操なく集めてみた所・・・
情報1:RG500ΓにNSR250のRサスが小加工で付くよ!!
情報2:NSR250とNC30のRサスは、全長とかバネレートとか異なるけど、取り付け部の寸法は一緒だよ!!
情報3:GSX750S3にNC30のRサスはちょっと加工すれば付くよ!!
・・・・・・
・・・・・・・
ごそごそ・・・!!!
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悪魔工房に在庫してるGSX750S3のオーリンズサスの出番だ!!!

ヨンガンのRサス周りをばらして比較してみる。
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ふむ、サスの全長が1cm以上異なるが、装着するだけならカラーを準備するだけでいけそうだ・・・・・

R周りばらしたついでに、腐食が酷いキャリパーサポート、チェーン引き、トルクロッドを塗装しちゃえ!!
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・・・今はここまで。
参型刀用オーリンズのRサスは問題なく付くのか??
足回りのセッティングは出せるのか????

次回に続く。

【RG400Γ】 レストア作業その11:もう一回エンジンかけてきた(笑)

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先日ヨンガンのエンジンを一度かけたのだが、その後、何度も夢に見るレベルでもう一度エンジンをかけたくてしかたがなかったので、今日、セロー君でのお散歩がてらCRAFTYに顔を出してきました。


撮影はハヤシさん。
アイドリング調整をしつつスクエア4の奏でる排気音に酔いしれてきました。

RサスはGSX750S3用オーリンズがバッチリ付いてます。
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リンク周りと車高調もグリスアップ。
このスイングアームの腐食もキレイにしたいところだなぁ。
そのあたりはいずれ・・・・。

純正サス君、お疲れ様でした・・・・。
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さて、オーリンズのリモートイニシャルアジャスターはどこに固定しようかしら?

【セロー】 要メンテナンス項目

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殆ど手がかからなくて、乗るとおいらを幸せにしてくれるセロー君。
なんだかんだで年間走行距離が2番めに多いバイクはセローだったりするのです。
因みに、年間走行距離1位はシグナス君

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遅ればせながら先日、今年始めてセロー君に乗ったわけだが、いくつか要メンテナンス項目が。

1.ハンドル周りのハーネス不具合
ハンドルを右いっぱいに切ると、メーターまわりへの電力供給が止まってしまう。
エンジンは止まらないんだけど、デジタルメーターの表示やインジゲーターランプなどが全部消えちゃう。
その状態でヘッドライト周りのハーネスをごそごそ触ると復活したりするので、ハーネスのどこかが断線しかかってるかギボシが抜けかかってるか・・・。

2.フロント左ウインカーの点滅不良
フロントの左ウインカーが点いたり点かなかったり(^^;;

3.ホーンがついてない
数年前にホーンのステーが折れて以来、ホーンを付けてないのよね。

4.LEDヘッドライトバルブがくっそ暗い
中華のLED H4バルブを付けてるのだけど、夜走るのが嫌になるレベルで暗いwww
被視認性は明るくて目立つんだけど、配光が糞なのと実際の光量不足で雨の日なんて乗れたもんじゃない。

5.ハンドルを左いっぱいに切るとエンジンが止まる
これはこの間気づいたのだけど、以前からそうだったのかもしれない。
キルスイッチ的にストールするのではなく、ガス欠になるような感じでストールするので、ハンドル右側についているチョークワイヤーの取り回しに問題があるのかもしれない。

6.クラッチが6速で滑る
これも以前から少し自覚していたのだけど、はっきりわかるレベルで滑るようになってきた。5速までは問題ないので普通に乗っることはできるんだけど、高速道路とかは走れないね。

って事で、せっかくフルパニアケース仕様にしたのに、キャンプとかにもいけてないわけで。

ヨンガンが仕上がったらセロー君に手をかけるとしよう。

【RG400Γ】 レストア作業その12:ブレーキまわり

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着々と作業が進んでいるおいらのヨンガン君。

前後ブレーキが装着された。

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■フロントブレーキ
キャリパーとマスターは、以前TL1000Rで使っていた、ブレンボラジアルマスターとブレンボ鋳造4podを軽くO/Hして装着。
キャリパーサポートは、以前MrGo!ちゃんが使っていたものを譲ってもらい、光研さんでブラックアルマイト。
ブレーキディスクは前オーナーが使っていたものをそのまま流用。多分VJ22の純正。
ブレーキホースはゆいっちゃんとおいらのお気に入りである、h型取り回しで新調。
この、右キャリパー側にストレートバンジョーと90度バンジョーを組み合わせて分岐させるの、格好良いと思いません??www
因みに、TL1000Rにも採用してます。

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■リヤブレーキ
Rブレーキは基本的に純正なんだけど、元々の状態が惨劇というか、コレ以上無いってほど腐っていたのでかなりの手間がかかってる。
キャリパーとマスター、新品Assyがメーカーから出るのであれば無条件で交換ってくらいだったのだが、予想通り欠品。
しかし、O/Hに必要なパッキンなどはメーカー在庫ありだったので、マスターもキャリパーもボディー以外は交換できる部品は新品にして、腐食の激しいボディーも磨きまくって組み上げ。最後にシャシーブラックで塗装。
ブレーキホースももちろん新品のメッシュホースに交換。
ディスクは400Γの純正なんだけど、VJ22のディスクボルト穴はΦ10なのに400Γのディスクボルト穴はΦ8。
ホイール側は400ΓもVJ22もM8の為、400Γ用ディスクボルトを使えば固定できるんだけど、今回はVJのディスクボルトを使うためにディスクボルト穴をΦ10に拡張。
ホイール変更に伴いディスクとキャリパーの位置関係が変わるので、キャリパーボルトにスペーサーをかましているのだけど、装着されてたアルミカラーが腐食でボロボロになっていたのでキャリパーマウントボルトと合わせてカラーも新調。

蛍光ピンクのホイールなのにとってもシックなブレーキまわりになりましたww

ブレーキフィーリングがおいらの好みに仕上がるのか、楽しみでしょうがないです。
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